大阪から北部へ──まるで異世界だった
大阪から引っ越してきて、もう二十一年になる。ようやくこの土地での暮らし方がわかり始めてきたところだ。
「遅すぎるだろう」と思われるかもしれないが、嘘でも大げさでもない。
当初、都会から田舎へ来た私は、すべてが受け入れられず戸惑うばかりだった。
同じ関西圏のはずなのに、ここは大阪とはまるで違う。まるで異世界だ。
陸続きのはずなのに、情報の流れが完全に遮断されているようで、都会で流行しているものが届くのは二、三年後。
いわば“陸の孤島”である。
気候はもちろん、人の性質も文化も異なる。
私にとっては、それまで体験したことのない世界だった。
気候の違いに驚いた日々
今日はまず、気候の話から始めてみよう。
温暖化の影響もあるのか、十年前に比べると十月の朝の気温は少し高くなったように思う。
記録をつけていたわけではないが、気温に関してはなぜか覚えている。
普段から「数字で考える」「数値で覚える」ことが好きだからかもしれない。
寒い朝、足元から冷えるフローリング
床暖房ではないフローリングの床は、正直なところとても寒い。
もう二十年以上前になるが、いとこが新築した戸建てを訪ねたときのことを思い出す。
彼女の家のフローリングには、なんと床暖房が入っていたのだ。
お邪魔したその日、私は初めて床暖房を体験した。
足元からじんわりと伝わる温もりに、あまりの快適さを感じて感動したのを今でもはっきり覚えている。
そのとき私は心に決めた——「自分が家を建てるときは、絶対に床暖房にしよう」と。
ところが、現実は少し違った。
我が家のリビングは、夫の希望で無垢材のフローリングを採用。
天然木のぬくもりや風合いは魅力的だが、床暖房は設置できない。
夏はひんやりして気持ちがいいものの、冬になると想像以上に冷たい。
特に、ここ北部の冬は厳しい。
せめて、ソファの足元やテレビの周辺だけでも暖かくしたい——。
そんなときに出会ったのが、「床デコシート」である。
暖房いらずの快適空間へ──床デコシートの断熱力
「床デコシート」は、床に敷くだけで優れた断熱効果を発揮し、床からの底冷えを大幅に軽減します。
面倒な施工は一切不要。床に並べて置くだけの手軽さで、羊毛以上の断熱性能を誇る断熱材です。
冬は床下からの冷気を遮断して室温を安定させ、夏は冷房の冷気が床に逃げるのを防ぐことで、冷暖房効率をぐっと高めます。
結果として、電気代の節約にもつながる省エネ設計です。
いとこが「床暖房は快適だけど、電気代が高くて続けられなかった」と話していたことを思い出します。
その点、床デコシートなら電気を使わずに床暖房のような暖かさを実現できるのです。
床デコシートの特長
- 熱伝導率:0.05W/m・K
──羊毛以上の断熱性能で、驚くほどの保温力。 - 軽量で施工が簡単
1㎡あたりわずか約440g。カッターナイフでカットできるほど扱いやすい。 - DIYでも施工可能
シートを床に敷き詰めてつなぎ、上からシールタイプのフロアタイルを貼るだけ。
賃貸住宅でも原状回復が簡単にできます。 - お手入れラクラク
汚れに強く、日常のお手入れも簡単です。
体感できる断熱効果
床デコシートは、「氷の上でも寝られる」と言われるほどの高断熱性能を持っています。
冬の底冷えや足元の冷たさをしっかりと遮断し、室内を快適な温度に保ちます。
暖房の効きも良くなり、部屋全体が柔らかい暖かさに包まれる感覚です。
社長のこだわりから生まれた断熱材
実は、この床デコシートは夫(社長)のこだわりの一品です。
いくつもの候補から試行錯誤を重ねて選び抜いた、断熱性能・施工性・安全性のすべてにこだわった製品。
冬の寒さに悩む多くの方に、ぜひ体感していただきたい一品です。
おわりに
北部の冬は厳しいけれど、工夫次第で驚くほど快適に暮らせる。
床デコシートのおかげで、寒い朝も足元からじんわりと温かく、一日が穏やかに始まる。
これから冬を迎える方へ——「床からの寒さ対策」に、ぜひ床デコシートを試してみてほしい。
北部の寒い冬も快適に。床に敷くだけで断熱できる「床デコシート」は、羊毛以上の保温力で底冷えを防ぎ、省エネにも効果的。冷暖房効率を高め、冬も夏も心地よい空間に。

