team旦波メンバーとしての視点【3日目】 by.柳田佳亮

5日の朝は、快晴だった。
4日は、西日本に台風が上陸し、結果として多大な爪痕を残していった。
世の人は異常気象だと言っているが、地球規模の気候変動が原因なのであれば、今後も似たような規模、それ以上の台風が到達する可能性を秘めていると認識している方が、正しいと言えよう。

そんな中で、昨日2人のインターン生に作成してもらった【宰嘉庵⇒避難所】に避難すると決まった場合、如何なるルートで移動し、またその過程でどのようなリスクを意識しながら行動するべきなのかというモノを、実際にgoogle street viewを用いながら、各々に発表してもらい、そして意見を言い合ってもらった。

何故こうしたのかといえば、いきなり多くの災害を想定していくよりも、身近な例を用いた上で、ある特定の条件下に絞った方が、話がまとまりやすいと考えた為である。その後に、ルート上だけでなく、今回の場合は「台風」の被害を前提にどのような事が起こり得る/あり得るか出し切れるだけ出して、何らかの条件で分類していく。

こうしたプロセスを経る事で、実際にゲームとして落とし込む際の思考整理となり、より盤石な基礎を築く事ができるだろうと考えたからである。

話を戻すが、実際にルート確認していると、思った以上に見るべき点があることがわかった。例えば、広く家などもないルートを選択しても、台風による暴風がダイレクトに直撃する乃至モノが飛んできた際の障壁がない為に、余計に危険じゃないのか……という意見がでてきたりした。

これに対しては森本さん曰く、その時の状況に応じて広いルートを通る方がいい悪いが出るから、十分に検討しないといけないと仰られていた。

またstreet viewの問題点として、道があってもカメラが追い切れていない道がある事が、ゲーム化する際にどのルートを用いるか、運営側でも考慮しないといけない事があると、認識できた事である。

今回は、割と広めの道で生じたので、考慮しておきたい。

そこから、「台風」の場合、何が起きうるのかブレインストーミング行った。
そこでの議論をした段階で、お昼となり、私自身が大阪に帰る時間となった。

2泊3日という短い期間であったが、やはり現地おいてface to faceで議論し、また土地柄の空気を吸いながら物事を考え合うという営みは、非常に刺激を受けた。これは自己満足的な感想となってしまうかもしれないが、インターン生―企業―運営側それぞれにとって成長の刺激となったのではと、考えた次第である。

インターン自体は、前期のモノとしては折り返し地点であるが、今後もどんどん議論・認識を深めていって欲しい。また、私も成功に尽くしたいと思う。

短い間でしたが、本当にありがとうございました!
今後とも、何卒よろしくお願い致します!

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